最近多くなっている喘息。そんな喘息を自分は小児から患い、治療や入院をしてきました。成長するにつれて『自然治癒するだろう』『ある程度はこの症状について付き合っていくしかない』など症状が軽くなると放置しがちです。最近は昔より症状を和らげますし、健康な人と変わらず過ごせるようです。自分は放置した人側です。少し後悔しています。だからこそ参考にしてください。
諦めてた人もいると思います。
忙しいしこのままでいいやと放置する人もいます。
でも早めの治療と喘息について学ぶだけでも意識が変わるし、症状も落ち着く可能性はあるので諦めないでほしいです。
喘息とは
まず喘息とはなんでしょうか?
喘息は気道に炎症が起こることで、咳、痰、息苦しさ、喘鳴(呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音がでる)、胸苦しさなどの症状があらわれる病気です。
https://www.allergy-i.jp/zensoku/kihon/about/ アレルギーi
呼吸をするための、肺に空気を送る時に通り道(気管)に炎症が起きて、その通り道を狭くしてしまう病気です。
喘息でも大まかに2種類あるそうです。
1つはアレルギーの関与が考えられる「アトピー型喘息(ぜんそく)」、もう1つはアレルギーが関与しない「非アトピー型喘息(ぜんそく)」です。
アトピー型喘息(ぜんそく) およそ30分程度の短時間で起きる、即時型アレルギー反応によって発症する喘息(ぜんそく)です。
鼻や口から吸入された埃、ダニ、カビ、花粉などに、アレルゲン(抗原)が体内に侵入すると作られるIgE抗体が反応することで起こります。
アレルゲンが特定できるため、予防が可能です。非アトピー型喘息(ぜんそく) アレルゲンが特定できないためIgE抗体が検出されず、即時型アレルギーではないメカニズムの炎症によって発症すると考えられる喘息(ぜんそく)です。
アレルゲンが特定できないため、どんな状況下で発作が起きたのかに注意を払う必要があります。https://www.jujo-horie-c.net/type
このようにさまざまな要因で引き起こされることがあります。
ハウスダスト、ペットの毛、ダニといったアレルギー物質などがきっかけとなって、空気の通り道である気道に炎症が起こる疾患。炎症を起こしている気道はとても敏感で、健康な人にとっては何でもないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作を繰り返す。治療は、発作を起こさないための気道炎症の治療が中心となる。日本では喘息の患者は増加傾向で、家屋構造の変化によるアレルゲンの増加、排気ガスや工場排煙などによる大気汚染、食品や住宅建材などに含まれる化学物質、長時間労働による過労やストレスが増えたこと、清潔過ぎる環境などが喘息を発症させる要因になっていると考えられる。
https://doctorsfile.jp/medication/68/#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%AF%E5%96%98%E6%81%AF%E3%81%AE%E6%82%A3%E8%80%85,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82
自分は猫の毛や、ハウスダスト、寒暖差に影響されやすいです。
個人的にはこういった機械的刺激での喘息が多く、空気に触れることの多いので気管の炎症に敏感なのではないかと思っています。
喘息を軽く見てませんか?
確かに喘息の症状は軽いもの、重度の高いものもあります。でもどこか甘く見てませんか?
家族や身近に喘息の人がいる人は喘息の苦しさがわかりますか?
苦しそうだが、一時的なものだろうと思ったり、病院に行けば治る。と思っている人が大半だと思います。ですが、、、
成人になってからのぜん息は、完治させることが難しい病気だといわれていますが、適切な薬物治療と自己管理を継続することで、仕事への影響もなく、健康な人と変わらない生活を送ることができるようになっています。あきらめずに継続して治療に取り組みましょう。
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/adult/case/first.html#:~:text=%E6%88%90%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%82%89,%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82
こう記載してあります。どこのサイトを見ても『完治は今のところ難しい』と言っているのです。
なので、症状が前より落ち着いている。軽くなっているからといって決して治っている訳ではないと認識するのが大切でしょう。
もちろんお薬で症状緩和はでき、身の回りのアレルゲンに気をつけることが重要です。アレルギー性の疾患なので体質がものすごく関わってきます。
放置すると
先ほど症状が落ち着いても決して治っている訳ではないと言いました。
一番大切なのは自己判断で治療をやめないこと。お医者さんの意見を聞きながら治療をしていくことをお勧めします。
自分は中学の時に呼吸困難で入院するほどひどいものから始まったので、まともに運動をしたことがありません。体力をつけるために、あの苦しい思いをしない為に適度な運動はしてきました。
ですが症状が落ち着いているから、病院に通い続けるのは嫌だからといった理由で通院をやめました。
症状に対して自分で模索しながら対策してきました。
- 寝れない時は体を起こしてみたり
- 寒い時は白湯を飲んでみたり
- 掃除を定期的にして、換気をしたり
- 騒いだりしたら発作が出る時があるので、あんまりテンションを上げたりしないように、、、、、
- タバコ臭いところは避けたり
など
日常生活で気をつけることがたくさんありました。
我ながらよくやってたと思います。でもこれは無意識に仕方ないんだと思っていたからです。諦めてたんです。今は薬を使うとこんなにも楽なのかと驚きました。そしてちゃんと今の喘息の情報を集めようと思いました。知らないから、自分がどういう状況なのかも知らないし対策も練れない。自分に合わせた予防策を見つけるためにも先生との話や情報収集は必須です。
こう言う人、いますか?
- もう体育の授業が受けれない。
- もうマラソン走れない。
- もう力仕事ができない。
- もう体力がない。増えない。
これは正直、症状が今、まさに出ていて苦しいとかであれば、危険かと思われます。ですがしっかりとお医者さんの了承がもらえるまで治療に向き合えたら走れるかもしれません。
自分は症状が比較的緩慢な時期に初めて横浜マラソンに出たんですが、呼吸のリズムがイマイチでした。それに朝方からのスタートで外気は寒いですし、違和感はありました。ちゃんと治療をしていればもしかしたらもう少し楽に走れたのかなと今でも思います。
喘息のコントロール
自分もそうでしたが、コントロールできてると思っているんですよね。ただ症状が出ないように慎重になってるでけなのに。
いざ、何かやり始めると思わぬところで症状が出る時なんてここ4週間でありませんか?どうでしょうか?心当たりがある方は喘息のコントロール不十分です。
他にも慣れてしまっている症状はありませんか?
例えば
- くしゃみや咳をした時背中や胸が痛い。
- 息を吐くとき(ろうそくの火を消す時)苦しい。(十分に消せない)
- めまい、頭痛
- 花粉症になりやすい。
- 倦怠感、やる気がない。
- 呼吸をしてる時、鼻息が荒い。肩で呼吸している。など
これのほとんどが当てはまりました。このような症状が長く続いたり、繰り返す場合は病院で相談すのがいいと思います。
最近知ったんですけど、喘息コントロールテスト(ACT)という各質問に答えるだけのテストがあるので試してもいいかもしれません。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
「自分もこの症状があるけど、病院は入ってない」「喘息の人ってこんなに大変なのか、気をつけよう」など何か気づきを得られれば幸いです。
自分は今は大丈夫かもしれませんが、将来、年をっていくことを考えると喘息で苦しい思いや早死を経験したくないなと僕は思いました。なので久々に受診したんです。そしたらレントゲンは気管支炎白くて、呼気一酸化窒素は124(上限値は33)だし、もう驚きを隠せません。そうなる前に、同じような喘息の方に今後気分良く過ごしてもらいたくてこの記事を書きました。
また更新があれば書かせていただきます。
おわり!
コメント