膵臓癌ステージ4/父の闘病日記1

日常

お酒をやめた。いや、飲めなくなったのだ。お父さんが

突然くるのだ。人が変わることなんて

なぜかホッとした。お酒好きがお酒を飲めないんだ幸運だ。

体調も良くなるでしょう。

お父さん、なんか痩せた?

いつもより細い気がする

そんなこと言われたら、気にするだろう。

上腹部に違和感がある、痛みがある。

お母さんの職場の人も同じ症状で『胃がん』で胃の全摘出だってさ

そりゃそんなこと言われたら怖いよね。

あまり気が乗らないお父さんはしぶしぶ病院へ

胃なのかな?胆嚢なのかな?それとも膵臓?

検便と血液検査、胃カメラで終わった。

次の診察は1週間も空ける。

エコーをやった。

エコーの結果が悪いみたいで、少し待たされた。

待合室の椅子で座ってるお父さんが小さく感じる。

改めて思うと自分が学生の頃より、細くなったな。丸くなったな。と気づく。

そして、こんなに近くにいるのに気づかないなんてことが本当にあるんだなと気づく。

『あー馬鹿だな』と自分に向かって思った。

結果を聞いた。

院長先生は順序よく話してくれた。

胃は赤く、少し荒れているので、ピロリ菌を殺菌すればいい。

肝臓も胆管もキレイ。

大腸も大丈夫。

問題が『膵頭部に3センチの腫瘍のようなもの』があると

市立病院へ行く。

そこからどう転がろうと覚悟はしとこう。

帰ってからお灸をした、お父さんは極度の寒がりなのだ。

親孝行をしようと思った。

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