仕事から帰ってくると電気をつけっぱなしで寝落ちてしまったことはあるのではないでしょうか?
疲れきって根落ちるのはあまり良くないですが、光を浴びながら寝るのも良くないです。
光と睡眠がどのように関わるか少し詳しく書いていきます。
光を浴びると
光を浴びることで睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が減少し、交感神経の興奮も起こるので体内時計の乱れが起こるのは知っている方も多いと思います。
瞼を閉じてもわずかに光があるので脳が興奮した状態になり、睡眠の質を下げることになります。
リスク
アメリカで行われた研究によると
電気やテレビをつけていた状態で眠りについた人と部屋を暗くしている人と比べて5年間で5キロ以上体重が増えるリスクが17%高く、太る確率も33%高かったという結果も出ているそうです。
睡眠不足が継続すると、食欲を抑えるホルモンのレプチンの分泌が低下し、食欲を増幅させるホルモンのグレリンの分泌が高まり、食生活が乱れます。
なので、光による睡眠不足は太りやすくなる原因とも言えるのではないでしょうか?
光を遮ることが重要
大切なのは睡眠中のメラトニンの分泌です。
就寝前のお風呂や就寝中トイレで起きた時も、照明が調整できるのがオススメです。
メラトニンが分泌する明るさの程度は0.3ルクスと言われ、1.0まではセーフです。
寝る時に暗闇が怖い方は常夜灯など間接照明をうまく利用しましょう。
夜勤で昼間に寝る方は、アイマスクや遮光カーテンは必須です。少しでも光を遮りましょう。
あとがき
寝付いて眠れないからと、スマホやテレビをつけることもあるでしょう。
情報量も多い世の中です。スマホでほんの10分程度触っただけでも脳は疲労します。
脳を休ませてあげて下さい。
光の量を調整できるだけでもかなり楽になると思いますよ。
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